
(直後の更新はここ)
最終公演の会場に入ると、客席は熱気と寂しさが混ざったような独特な雰囲気で、ついに最後がきたことを実感させられます。
この回は役者が演じているというよりも舞台上に登場人物がそのままいるような、役への入り具合が高い公演でした。その分、歌は不安定になることもありましたが、それも感情の現れとして自然に見えます。特に印象に残っているのが戴冠式の場面での王妃の絶叫です。あまりの凄さにこのあと一週間ほど王妃の叫びが頭のなかでまわっていました。
最終回は拍手の量も多くて、特にエピローグの箙さんの歌の後は地の底から湧き上がるような拍手が凄かったです。ハロプロでここまでの拍手は記憶にないほどです。箙さんのすばらしい演技や歌に対して、そして娘たちを導いてくれたことに対しての感謝の気持ちの表れですね。私ももちろん賞賛と感謝を込めて拍手をしてきました。
この公演で卒業となる小川さんもなかなか良い感じでした。大臣への目線が場面によって、信頼、困惑、疑惑といった具合に変わっていって、言葉には出さなくてもその心情が伝わってきました。そしてリボンの騎士のシーンでの迫真の演技。もっと小川さんを見ていたくなってきます。
フィナーレでは「青空・・」を歌いますが、昼とはことなり、メンバーの手にはひまわりの花が持たれていて、歌の最後に小川さんに手渡されます。もう、涙出そう。

カーテンコールでは出演者からの挨拶と小川さんの卒業セレモニーがありました。
マルシアさんは、明日からサファイアにあえなくなると涙されていました。そしてそこに駆け寄って抱きつく高橋さん。このリボンの騎士を通して新たな絆ができたんでしょうね。小川さんのセレモニー前から見ているほうも涙です。
箙さんは宝塚の宣伝を交えて挨拶。男子トイレはすいているとのことでしたが、確かに私が先日宝塚を見に行った際もトイレは待ち時間ゼロでした。とくに27日は男子トイレの混み具合が凄かっただけに、タイムリーなコメントでした。また宝塚も見に行きたいと思います。
宝塚にもこの(観客の)パワーがほしいっておっしゃっていましたが、宝塚のファンの方もなかなかパワフルですよね。
ここで選手4人とバンドメンバーの紹介です。舞台を盛り上げてくれた皆さんに感謝。選手の皆さんのアクロバティックな動きは大迫力でしたし、バンドによる生演奏はハロプロの音楽に新たな風を吹き込んだ気がします。
石川さん。「今回のミュージカルは私たちにとってとても大きな挑戦でした」という言葉がなんだかとても重みを感じます。
高橋さんの挨拶は、さっきまでサファイアだった人とは思えなほど、いつもどおりの素の高橋愛でした。このひとは本当に舞台上でパフォーマンスしているときとそうじゃないときの差が激しいですね。いつもどおりまとまらない話で、最後は変な動きで吉澤さんに助けをもとめるあたりなんていかにも彼女らしいです。「(ミュージカルは)大好きな世界なので・・・」という言葉が印象に残っています。
続いて小川さんの卒業セレモニーが始まります。
最初は新垣さんから小川さんへのメッセージ。「出会えてよかったです」という言葉が涙を誘います。最後に新垣さんが小川さんに抱きつくと、後ろから高橋さんも抱きついてきてサンドウィッチ状態に。なんとも五期らしい光景でした。紺野さんの幻が見えてきそうです。

続いての藤本さんからのメッセージ。「魔女から言われても・・・」なんて前置きするあたり彼女らしいですね。彼女らしくさっぱりとして、でも暖かいコメントでした。
吉澤さんからのコメント。明るいコメントながら、最後には「(小川さんの)目が見れない・・」とのことで、明るく振舞っているものの、寂しさが伝わってきます。
最後には、小川さんからのコメントです。ひとまわり成長して帰ってくると約束してくれました。そして「それでは小川麻琴、元気に行ってきます!」と締め、卒業セレモニーも終了です。
幕が下りたあとは麻琴コールが続き、もう一度緞帳が上がります。手を振ってお別れし、緞帳が下ります。ここまでは興行側の人たちも想定の範囲内だったようですが、この先がいつもと違いました。
さらに麻琴コールが続きますが、客出しアナウンスがはじまってさすがにもう終わりかとおもったら、ここで緞帳が上がります。みんなで万歳して再び緞帳が下ります。
その後、客席も帰りだしますが、しばらく経つと自然発生的に麻琴コールが湧き上がり、また緞帳が上がります。この時、客席はすでに帰りはじめているので立っている状態だったことから、自然にスタンディングオベーションになります。「終演まで着席」との決まりでしたのでしたくてもできなかったのですが、ここでスタンディングオベーションを贈ることができました。
緞帳が下りたあと、客出しアナウンスが入るものの客席からはもう一回コールが湧き上がります。アナウンスが不自然に遮られたと思ったら、さらに緞帳が上がります。ここで小川さんからの「これで本当に最後です!」とのコメントとともに最後の挨拶。そしてリボンの騎士は終了となります。
卒業セレモニーというよりも壮行会といった雰囲気で、小川さんらしい明るいセレモニーでした。そして、リボンの騎士の千秋楽としても大変素晴らしい舞台になっていました。
本当にこの世界をつくりし人に拍手を贈りたいと思います。
「リボンの騎士」総括は後日に。
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