ついに、
愛・地球博パートナーシップ事業
モーニング娘。主演2004年ミュージカル
~そして、事件は体育館で起こった。~
HELP!!熱っちぃ地球を冷ますんだっ。
を見てきました。
最終日の昼公演ということで舞台上も客席もかなり盛り上がって楽しい観劇になりました。
事前に聞いていた評判はあまり良くなかったので少し心配しながらいったのですが、実際に見て見ると若干の難はあるものの、いつも以上の彼女たちの素晴らしいパフォーマンスを見ることができ、大変満足できるものでした。
では徐々に感想など..
<ストーリー>
お話は、体育館を地球に見立てて、地球温暖化を体育館のなかの出来事として描いて行きます。
とある学校で、2004年文化祭の催しが体育館の中で行われることになり、ライブやすき焼きなどのイベントで多くの熱が発せられます。そんななか、2020年から体育館が崩壊しているという助けを求める電話が入ります。体育館が崩壊している原因が体育館で消費されているエネルギーであることに気づいた生徒たちは、私達の生活の中でのエネルギーの浪費について考え、身の回りのできることから無駄をなくして行こうということになり、余分な電灯を消す、携帯電話の充電器のACアダプタを抜くなどの行動を起こます。そして、2020年の体育館の崩壊をくい止めることに成功します。
ストーリーは少々強引な部分もありますが、体育館を地球に見立てるという設定がなかなか面白く、地球温暖化を身近なものとして観客に訴えることに成功していたと思います。
ひとつ残念なのは、登場人物の中の一人がある時点から体育館を冷ますことを訴えはじめるのですが、訴えはじめるまでの感情の変化が見えにくく、ストーリー全体が分かりにくいものになってしまっていたことです。この役を演じていた加護さんの演技が素晴らしいものであっただけに残念に思います。
物語は基本的には喜劇で、今日は最終日ということもありアドリブと思われる部分も多く大変笑わせてもらいました。
<ミュージカルナンバー>
ハロープロジェクトのミュージカルを見てよく感じることは、ミュージカルナンバーが弱いことです。他のミュージカルの場合、見終わった後に思わず口ずさんでしまうような印象的なナンバーが1、2曲はあるものなのですが、ハロプロのミュージカルの場合はそれがあまりないのが残念です。今回もいつも程ではないですが、弱さを感じます。
1カ所あげるとすると、1幕の最後の方で、高橋さん演じる2020年の生徒からかかってきた電話を、石川さんが信じて解決のために動き出すきっかけとなるナンバーがあるのですが、この曲が高橋さんのソロになってしまっているのが気になります。ここは高橋さんの歌の呼びかけに石川さんが歌で答えて、最後にきれいにハモるという展開だととても印象に残ると思うのですが・・・
<各メンバーについて>
・飯田さん
モーニング娘。の中で唯一の大人(先生)役ということで、年齢ネタで突っ込まれてました・・・
この方はやっぱり奇麗ですねー
・矢口さん
昨年に引き続き今年も仮装系の衣装で2004年エコ倶楽部のリーダー。安定した演技で楽しませてもらいました。
・石川さん
父親に反抗する役でその怒りの叫びが良い味を出していました。ただ、歌のソロパートは音がかなり怪しげでしたが・・・
・吉澤さん
ここ最近の好調を裏付けるような良い動きをしていました。喧嘩のシーンも大迫力!
・辻さん
今回がモーニング娘。としては最後のミュージカルとなりますが、とても楽しげに、そしてしっかりとした演技をしていて、今後の活躍がたのしみです。
・加護さん
ドラマ出演経験が多いだけに、感情表現豊かな良いお芝居をされていました。彼女の華のある演技にはいつも関心させられます。今日はかなりアドリブが入っていたみたいですが、一度しか見ていないので分からないのが残念・・・。
・高橋さん
個人的に一推しなので重点的に見ていました。いつもにも増して素晴らしい歌とダンスで楽しませてもらいました。やっぱり彼女はずば抜けてます。でもその風格、貫禄を全く感じさせないところが不思議ですが・・・
・紺野さん
ステージ上での自然な笑顔が印象的でした。あまり目立つ役でなかったのが残念です。いかりや長介のものまねをしたあとの表情が恥ずかしそうで可愛かった!
・小川さん
着物を着て動きにくい中、いつも通りの格好いいダンスを披露していました。役はハロモニコントのようでしたが。
・新垣さん
今回は大抜擢で重要な役でしたが、十分にこなしていました。近いうちに彼女の時代がくると思います。
・藤本さん
格好いい歌とダンスはいつ見ても圧倒されます。軽い役かと思ったらいきなり環境問題について語り出すという忙しい役でした。
・亀井さん
とても楽しそうに、自信たっぷりのお芝居していたのが印象的でした。
・道重さん
独特のダンスが目を引きます。田中さんと一緒にいる場面では、ダンスとしては田中さんの方が若干うまいと思うのですが、その動きからつい道重さんの方を見てしまいます。
・田中さん
堂々とした演技をしていて安心して見ることができました。彼女は高橋さんと対象的に大物感があります。
<ライブ>
今回はストーリーの中にライブが組み込まれていて、ネット上ではそれに対する不満なども見られますが、個人的には全然ありだと思います。ライブの選曲もストーリーを意識したものになっていてなかなかよかったです。「Never Forget」はなつかしく印象に残ります。
そういえば「でっかい宇宙に愛がある」と「愛あらばIt's all right」が連続でしたが振り付けが似ているのが良く分かりますねー。
<その他>
今回は最終日の公演を1回だけ見ましたが、アドリブで笑うところなのかどうか判別できなくて少し残念でした。最初の方と最後の方に1回ずつ見るとより楽しめそうです。名古屋からだと2回行くのはなかなか難しいですが・・・。
<まとめ>
今回のミュージカルは「モーニング娘。」を楽しむという意味では大変素晴らしいものだったと思います。(ミュージカルとしてみるといろいろと不満は出て来そうですが)
環境問題もあまり説教臭くならずにうまく織り込まれていたように思います。自分も日常生活の中で少しずつ意識して行けたらなと思います。まず手初めに使っていないACアダプタを抜くことあたりから始めて見ることにします。
それから、共演されている皆さんも素晴らしかったです。モーニング娘。の脇をしっかりと固める事により舞台全体にメリハリが増されて、良い意味で緊張感のある舞台でした。
とにかく今日までの2週間にわたり主演を努め上げたモーニング娘。のみなさん、そして共演のみなさん、またそのほかのこの素晴らしい舞台を作り上げた皆さんに「お疲れさまでした」と声をお掛けしたい気分です。
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